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一番得したのは私 新潟市不動産

売却事例

中村 利恵

筆者 中村 利恵

不動産キャリア17年

新潟市のどこの不動産会社様より売主様の不動産を研究して、たった一組の次のオーナー様へ伝えます。
にいがたの不動産の強みは「仕事が好き」という事だと思っています。
古くて、新しくて、ちょっとダサい不動産屋を突き抜けたいと思います。






古くて、新しくて、ちょっとダサい不動産屋を目指している


にいがたの不動産 ナカムラです('-^*)/



今回は、結局一番、私が得した話を聞いて下さい!!


なにが得したか?

1つ目は、自分が変われた事!!
2つ目は、久しぶりの一般媒介の成約です!!




モテ期


物件が売れる時はなぜだか騒がしくなる。
今まで、うんともすんとも言わなかった物件が、いきなり人気物件になる現象があります。
それを「モテ期」と呼んでいます。

モテ期。
ただ、ぼーっと呑気に思ってた。

自分自身が、能天気すぎる事、自分の甘さに気づく、きっかけがありました。

新潟市東区土地。
一般媒介でお預かりしている土地。

3社が、この土地を販売しています。

弊社、大手フランチャイズ加盟店、それから地元の大きな不動産会社。



9月1日、地元工務店様の営業さんから電話が入りました。

「東区○○の土地の申込みを入れたいです。」



ヤッター!!

3社のなかから、にいがたの不動産を選んでくれて、ありがとうございます( ;∀;)



早速、契約の準備に取り掛かかりました。




モテ期が続く


重要事項説明書を作成してると、他の不動産会社さんから電話がありました。
新潟市で、何十年も営業している老舗の不動産会社さんのS社さん。
未だ一度も、お会いしたことはありませんが。

「東区○○で、お宅の看板を見て電話しているんだけど、何坪でいくら?」

「49坪で1600万円です。ただ一番手申込みが入っています。」

契約予定じゃしょうがないね。」

いつもの。

申込みが入ると、物件の周辺が騒がしくなる「モテ期」としか思っていませんでした。

この時は。




契約準備


この物件は2名ご姉妹でお持ちの物件。

1人は県外の方、もう一人は市内の方。

県外のお姉さまに最初に押印をいただき、それから市内の妹様に押印をいただくスケジュールにしました。

それから解体見積もり、司法書士、土地家屋調査士の先生の見積もり。

9月9日、スタッフが、県外に行き、お姉さまに、無事、契約書に押印をいただきました。




白紙にしたい


あとは11日に妹さまに押印をいただいて・・・。



と思っていた11日の朝、

9月11日、工務店の営業さんから電話。

鳴った瞬間、嫌な予感。嫌な予感は的中しました。

「買主さんが白紙にしたいと言ってきた。」



了解です。
すぐに売主様に謝罪しました。


でも、なぜですか?
今になって気持ちが変わったの?


あの日、電話をかけてきた不動産会社が、割って入ってきたとの事。

あー、そっか。
あの時、ただの物件確認だと思ってぼーっとしてたは私。


そういう事ね。

自分の甘さ、あの時、なんかおかしいって思えなかった事を反省しました。


一般媒介は戦場です。

老舗不動産屋さんだって、手数料商売ですから、「買うお客」をそうそう逃すわけないですよね。



でもね、切り替えの早さと、なんでもプラスに変える事が最近できるようになった私は、

「仕方ない、もう次!次!」

契約に向けて動いていただいた全ての皆さんに謝り倒します。




建築会社さんの先にいるお客様は上客です


申し訳なさそうな工務店の営業さん。

もともとふってわいた話です。


あなたからサプライズでプレゼントしていただいたお話です。

あなたには感謝しかありません。

3社のなかで、弊社を選んでいただいたんだから。




そんなことより、また弊社を選んでね(^^)/




以前の私なら、

「これだから建築営業は・・・」

って、営業さんの悪口のひとつも言ってたんですよね。

絶対。


なにが嬉しいかって、以前の自分と違う事。

人のせいにはしない。

ちょっと強くなりました。

この1、2年で、

「感謝を忘れたら終わる」って身に染みたから。

現実に、「終わった」のを、見たから。


絶対、自分はそうならないって思った。

やっとできた。

良かった。

ちょっと自分が好きになった瞬間でした。



それから、次回からは同じ失敗はしません。

ちゃんと、お客様に会って、契約の重さをお話します。

建築会社様に、これぁらもご贔屓にして頂けるように、日頃から良い不動産屋でいようと思います。




もう一度、申込み入れさせてください



9月16日「もう一度、買付入れさせて下さい。」


建築会社さんの担当者から、もう一度、お申込みをいただきました。

本当にありがとうございます。

めちゃくちゃ嬉しいです。

売主様も喜んでくれた。


「みんな良かった」がいい。

にいがたの不動産と係わった人たちがみんな良かったになる事がいい。


今回の出来事で、私は考え方をガラッと変えられました。

人のせいなんてない。

予期しない出来事が起こった時の、自分の気持ちの持ち方が変わった。

この年齢で、ようやく。


一番得したのは、私です。




将来、売りたくなった時に、売れる土地をお勧めします


老舗不動産屋さんは、お客様に、別の土地をごり押ししていたそうです。


老舗不動産屋さんの紹介していた土地は、建築するのに、いろいろ申請が必要で時間がかかる土地だったそうです。

「市街化調整区域」で、申請が必要な土地。

ただ、お客様は、早く家を建てたい。その土地では希望の時期には間に合わない、よくよく考えたら、ご契約になった土地の方が良いと思ったそうです。

弊社にお申込みをいただいた土地は、東区のなかでも人気があり、街並みが整備されていて、坪単価が(多分、一番)高いエリアです。

南向きの整形地。

前面道路は8mの新潟市道。

結果、市街化調整区域の土地に家を建てるという結論はでなかったようで、弊社の仲介物件に戻ってきてくれて、無事に契約完了しました。

素晴らしいご決断だと思います。

仮に、将来、「売りたい」と思った時に、建物は古くなって、土地としての価値は、どうでしょう?

市街化調整区域と、東区で一番高い土地、どちらが良いと思いますか?

価値観は人それぞれですが、私は、将来、売りたい時に、売れる土地をお勧めします。






お気軽にお問合せください




新潟市の不動産に関するご相談・お悩みがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

にいがたの不動産㈱地産地消の中村利恵です。

不動産売買仲介の仕事のなかで、「思って」「行動して」「経験した」事を日記代わりに書いています。

忘れないように。忘れてしまったら思い出せるように。次に活かせるように。

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