お預かりした物件、ここに住んだら?をイメージする楽しい時間。
付加価値を付ける。
「2880万円の商品」にする。
今回は、一番思い入れのある売主様の話を書きます。
感謝と懐かしさと、あの時の自分を思い出しながら。
まだ寒い季節の夕方、買物の帰り、不動産一括査定サイトのリビンマッチからの査定依頼メールが来ました。
すぐに電話。
「お家のなか、見せていただくことは可能ですか?」
「良いですよ!」
とてもとても感じの良い売主様(^^)/
やったー!!!
査定訪問アポ。楽しみだなー。
その前に、外観見に行っちゃおう。
すぐに見に行きました。
すごくいいお家です!!
暗くても、キレイなお家だってわかります(^^)/
ますます査定訪問が楽しみになりました。
査定訪問当日。
いつも、ほど良い緊張感があります。
外観と同じく、とてもキレイに暮らしている大事にされたお家です。
そして、電話の感じと同じく素敵な女性。
私、この人と仲良くなれる。なんか好き。
これが第一印象でした。
弊社の他に不動産会社は3社。
預かりたい。
この案件やりたい。
「素敵なお家ですね!私、○○さんのお家の販売、やってみたい・・・」
言葉にしてしまいました(^^)/
にっこりされた売主様。
なんか行けるかも・・・。
二日後、査定書を持って査定結果の報告に行きました。
なんと、合計4社のなかで弊社の査定金額が一番高かったそうです。
他社の査定金額は2680万円。
にいがたの不動産は2880万円。
あれ??(-_-;)
いつもと逆。
シビアに売れる金額を出して、売主様に「安い」と言われる事の方が多いのに(-_-;)
他社より200万円も高い。
でも、行ける気がする。
売りたい。
この売却資産、販売をお任せいただく事となりました。
やったー!!!
頑張るからね!!!
200万円の付加価値を徹底的に探します。
伝えます。
売却資産の周りを歩いて、ここに住んだら?をイメージする楽しい時間。
私の手で、もっと価値を上げる。
「2880万円の商品」にする。
この売却資産のメリットは、いっぱいありました。
①築浅で程度が良いことと大切に使われた家でありリフォーム無しで住める
②財閥系の大手ハウスメーカー施工のブランド住宅
③家具を全部置いていきたいので買主が望めば家具をプレゼントしてくれるとの事
④古町までアクセスが良く、お酒を飲んでも徒歩で帰宅できる
⑤レトロな街並みから信濃川沿いの散歩コース
⑥前面道路は新潟市道でしかも8m以上ある
⑦南に庭がある
⑧隣地は接道義務をはたしていないので南に家は建たないため日照を確保できる
売れる。
この家に住んだらこんな日常が送れる事、伝えられる。
「同じ学校区の分譲マンションに住んでいて手狭になった家族」が頭に浮かびました。
南に庭があり、バスケットボードも置ける。
この辺の土地柄、なんとなくだけどブランドが好きな気がする。(勝手な個人的感想ですm(__)m)
財閥系ハウスメーカー、きっとハマる人がいる。
もうわくわくしかない。
楽しいよー!!!
売出して、
・公務員のご家族
・西堀のマンションに暮らすご家族(来たー(^^)/)
・建設会社勤務のご家族
3組の反響がありました。
売主様はご案内の時は、席を外してくださるお気遣いのある方でした。
すきに見て(^^)/って。
だから、住みながらの売却でも早く売れました。
売出してから1ヶ月半。
イメージした、古町方面のマンション住まいのご家族ではありませんでしたが(-_-;)
値引きなし。
「ブランドと立地」が刺さったようです。
売主様も「こんなに早く?」と、すごく喜んでくれました。
ほっとしました。
良かった。本当に良かった。
長引いたら・・・
査定が間違ってたら・・・
不安も当然ありました。
売主様は東京に行くとの事。
これが最後になる。
一緒にケーキ食べて、写真撮りました。
売主様と、にいがたの不動産、私を含めた3人。
弊社にある素敵な洋食器と家具は、この売主様にいただいたものです。
ありがとうございます。
元気かな?
売主様に出会えて本当に良かった。
にいがたの不動産㈱地産地消の中村利恵です。
不動産売買仲介の仕事のなかで、「思って」「行動して」「経験した」事を日記代わりに書いています。
忘れないように。忘れてしまったら思い出せるように。次に活かせるように。
リアルな売却事例 即売れ不動産VS負のループは
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