地上げと英雄part2 空き家をなくして街並み再生
土地家屋調査士さんから紹介いただいた案件。
「うちも売りたい」
にいがたの不動産、自力多党現場!!!うれしいよー( ;∀;)
新潟市東区。
土地家屋調査士さんが確定測量で隣の所有者さんを訪ねた時の事。
売りたいと。
旗竿地
前面は約3.2m道路、「どんつき」に位置するこの土地。
接道する道路は、住民が自分の土地を少しづつ出し合って、道路としています。
「位置指定道路」といいます。
こちらの土地は敷地が道路に2m接道しています。
古家が建っていて、現在は空き家です。
隣を購入した工務店に買ってもらうか、隣の人に買ってもらうのが一番良いですよね。
お隣さん挨拶 買ってくれたらラッキー
早速、両隣のご家庭に挨拶に行きました。
ナカムラ「隣、売りに出します。買いませんか?」
回答は?と言うと、
お隣さん「自分たちも高齢になり、『買う』よりそんなに遠くない将来『売る』という選択の方が現実的・・・」
との理由で、買わない。
じゃあ切り替え(^^)/
「不動産でお困りの事があれば相談してください」ニッコリ(^^)/
将来に向けての挨拶は大好きなのです。
いつか不動産屋が必要になった時、思い出してもらえたらラッキーですから。
これしかないでしょ
では、隣地を買った工務店さんに買ってもらえば、隣の解体と同時に工事に入れる。
工事車両も隣地から入れる=解体代金が安く済む。
いろいろ問題はありましたが、クリアになり工務店様が買ってくれることになりました。
当初の予定は建売1棟でしたが、3棟現場になりそうです。
工務店様が買って、道路を造って、新築建売住宅を3棟建てます。
にいがたの不動産、開業して初めて3棟現場の販売ができます。( ;∀;)
やったーーー(^^)/
気になる方はこちらからお気軽にどうぞ!!
みんなが良かった
どんつきの土地が、道路を造って生まれ変わります。
それによって、空き家で景観を損ねていた街も生まれ変わると思います。
空き家がなくなる事で、近所の方もほっとするでしょう。
田畑を潰して、宅地造成するよりも、古い街を再生させて、新潟市のキレイな街並みを守っていきたいですね。
W様もH様と同じく「英雄」なのでした。
需要と供給
自分たちも高齢になり、「買う」よりそんなに遠くない将来「売る」という選択の方が現実的・・・
お隣さん2組に言われた言葉。
近隣挨拶で必ずと言っていいくらい、こう言われます。
売りたいが増え続け、買いたいが減っている。
超高齢化社会を身近に感じています。
時代に合わせて、私たちも変わっていかなければいけないですね。
売りたい方は「地価が上がっているから高く売れるはず」と言われる方が多いです(;'∀')
ですが、売りたい方は増える、一方、買いたい方はというと・・・。
減っていると感じているのは、多分、私だけではないと思います。
供給バランスがおかしな事になっていると感じています。
3~4年位前まで、飛ぶように売れた新築建売が売れていない。
ここ最近の物価高で、買う事に慎重になっているかもしれません。
新潟市の不動産は
古くて、新しくて、ちょっとダサい不動産屋を目指している
にいがたの不動産㈱地産地消の中村利恵です。
不動産売買仲介の仕事のなかで、
「思って」「行動して」「経験した」事を日記代わりに書いています。
忘れないように。忘れてしまったら思い出せるように。次に活かせるように。
関連記事
↓↓↓