にいがたの不動産 ナカムラです('-^*)/
今回、自宅の売却の経験は私にとってかけがえのないものとなりました。
私の不動産屋人生でこんなに勉強になった事はありません。
・売出価格の大切さ
・広告媒体について
・不動産仲介業者の仕事
これらについて見直すきっかけになりました。
今回は不動産の売出価格について書きます。
「不動産は売りたい時に売れる不動産」
を購入しよう!と本当に思いました。
売出価格はこのように自分で決めました。
・住宅ローンの残債が約2100万円
これを返さなければ売却が成立できません。
という事で、売出価格は2100万円に諸経費を入れた額。
諸経費の内訳は
・次の家の賃貸借契約50万円
・引越し代金15万円
・ハウスクリーニング代金10万円
・仲介手数料83万円
・売れるまでの住宅ローン返済額40万円
合計約200万円
ならば2300万円
これでどう??
こうして価格を決めました。
市場に出してからの反響は、
↓↓↓
◎アットホーム反響2件
◎スーモ反響5件
合計7反響でした。
そのうち
↓↓↓
◎案内5件
◎申込み2件
約1ヶ月半で契約となりました。
売れたことにほっとしたのと、
3ヶ月以内に売れる値付けが
できたことにもほっとしました(;'∀')
適正価格だったと思います。
建築資材が高騰しているという追い風もあり、
買う側からは少しお得感のある物件だったようです。
「不動産は売りたい時に売れる不動産」
将来、売る事を想定して、
家の購入をする人はごくわずかだと思います。
大抵の人は「ずーっと暮らす家」を買います。
私も将来売りにだす事なんて少しも考えていませんでした。
ただ、
私、将来、収入はどうなってる?
私、仕事は順調?
将来の私、辛くない??
そういう気持ちがありました。
だから、月々の支払いが重くならない選択をしました。
月々の支払いが、
家賃より安い事。
結果論ですが、それが良かった。
身の丈に合った買物をしたこと、
よかったと心から思いました。
私は、『不動産を買う人は、
将来売りに出した時に売れるか』
を考えた方が良いと思います。
なぜなら、
ライフスタイルの変化で、売りたい時に、
住宅ローンの残債が大きくて、
どうしても価格を高く設定しなければならない。
その結果、売れない。
住宅ローンを払い続けて、
住み続けるしかない。
住宅ローンは、自身が住むためのローンです。
賃貸に出す=セカンドハウス扱いになるので、
賃貸にも出せない。
そんな例を嫌というほど見てきました。
当然、売れなくて、
苦しんでいる売主が沢山います。
現実に起きている事です。
また住宅ローンはなくても、
少しでも高く売りたい
というのが売主の心情ですね。
わかります。
よーくお気持ちわかります!!
でも欲をかいても良い事ありません。
買主の目は肥えています。
毎日、新着物件を見て探しています。
不動産屋よりも見ています!!
「不動産と価格のバランス」
が合っていない物件は売れません。
今日も一日、よろしくお願いいたしますm(__)m