
【新潟市東区石山・不動産売却事例】あえて「中古住宅」で販売。地域の将来性を見据えた戦略で売却へ
「関東に住む娘の近くへ引っ越したい。そのために、新潟の実家を手放そうと思っています」
今回ご相談いただいたのは、新潟市東区石山にあるご実家の売却でした。
長年暮らしてきた大切な住まいを手放し、新しい街で生活を始める。
これからの暮らしに向けた前向きな決断である一方、思い出の詰まった家を売却することには、さまざまな悩みや不安が伴います。
今回の物件は、敷地約74坪、建物は5SLDK・約39坪という、ゆとりのある広さが魅力の住宅でした。
「土地として売るか、家を残したまま売るか」
売主様にとって、最初に考えなければならなかったのが、売却方法の選択でした。
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物件概要
| 項目 | 内容 |
| 所在地 | 新潟市東区石山 |
| 敷地面積 | 244.42㎡(約73.93坪) |
| 延床面積 | 129.18㎡(約39.07坪)※未登記建物あり |
| 建築年・間取り | 1998年築 / 5SLDK(駐車4台以上可) |
| ご相談の背景 | 関東在住の娘様の近くへ住み替えるためのご実家売却 |
| 最寄り駅 | JR信越本線「越後石山」駅 徒歩圏内 |
第一印象は「土地として売るのがよさそう」

私たちが現地で感じたのは、土地として売却すれば、「すぐにでも買い手が見つかる可能性がある」ということでした。
その理由は、立地のよさと、土地そのものの魅力にありました。
敷地は約74坪とゆとりがあり、土地の形状は整った整形地。
間口も十分に確保されており、住宅用地として活用しやすい条件がそろっていました。
さらに、越後石山駅へも徒歩でアクセスできる立地です。
広さ、形状、間口、そして駅へのアクセス。土地として見たときに魅力的な条件がそろっていたことから、土地を探している方や不動産業者からの需要も期待できると考えました。
一方で更地にする場合、建物の解体費用がかかります。
さらに、敷地内には未登記の建物もあり、登記手続きなどにかかる費用も考慮しなければなりません。
できるだけ余計な費用を抑え、売主様の手元に残る利益を大切にしたい。
そう考え、私たちは建物を残したまま、中古住宅として市場に出す方針を選びました。
5SLDKという間取りと広い敷地は、家族でゆったり暮らしたい方にとって魅力になるはずです。
売り出し直後に買い手が見つかった。しかし……

販売を開始すると、早い段階で購入を希望されるお客様が現れました。
しかし、ここで思いがけない壁にぶつかります。
住宅ローンが通らず、成約に至らなかったのです。
その後も内覧の反響はありましたが、なかなか購入につながりません。
理由のひとつとして見えてきたのが、建物の広さでした。
約39坪の住宅は、ゆったりと暮らせる一方で、購入後にリフォームをするとなると、それなりの費用がかかることが想定されます。
家の広さが魅力になるはずだったのに、その広さが購入のハードルにもなっている。
不動産売却は、買い手が何を魅力に感じ、何を不安に思っているのかを把握しながら、販売方法を見直していく必要があります。
半年後、価格改定と広告戦略の見直しへ

販売開始から約半年。
反響はあるものの、成約に結びつかない状況を踏まえ、私たちは価格改定を行うことにしました。
そのなかで改めて考えたのは、これからこの地域で暮らす方にとっての価値でした。
そこで着目したのが、越後石山駅周辺の将来性です。
駅周辺では再整備事業が進められており、地域住民が気軽に集える交流の場や、子育て世代から高齢者までが快適に利用できる公共施設、日常生活の利便性向上などが期待されていました。
駅に近いというだけではなく、地域コミュニティが活性化し、駅前を拠点に暮らしやすい街へと進化していく可能性がある。
こうした地域の将来性も、住まい選びの大切な判断材料になります。
そこで、広告の伝え方を見直しました。
・広い敷地と5SLDKの間取りを生かした、ゆったりとした暮らし
・家族構成やライフスタイルに合わせて、住まいを活用できる可能性
・駅周辺のまちづくりによって期待される、これからの暮らしやすさ
物件そのものの魅力だけでなく、そこで始まる生活や、将来への安心感まで伝わるよう、広告内容を組み立て直しました。
「この家を購入すると、どんな暮らしができるのか」
そのイメージを具体的に持っていただけるように、伝え方を工夫したのです。
ついに訪れた転機。2組のお客様から同時に購入申込み!

販売方法を見直した後、うれしい展開が訪れました。
なんと、2組のお客様から同時に購入申込みをいただいたのです。
試行錯誤を重ねてきた物件だからこそ、この知らせは私たちにとっても大きな喜びでした。
価格を見直すだけでなく、物件の魅力を改めて掘り下げ、地域の将来性とあわせて伝える。
その積み重ねが、お客様に物件の価値を感じていただくきっかけになったと思います。
思うように売れないときこそ、現状を分析し、価格や広告、販売戦略を柔軟に見直すことが大切だと、改めて実感したお取引でした。
県外に住む売主様の不安を、安心に変えるために

今回の売却で、私たちがもうひとつ大切にしていたことがあります。
それは、売主様への定期的な販売状況のご報告です。
県外に住んでいると、現地でどのような動きがあるのか、なかなか自分では確認できません。
「どれくらいの人が物件を見てくれているのだろう?」
「問い合わせは来ているのだろうか?」
「きちんと販売活動をしてくれているのだろうか……」
県外にお住まいの売主様にとって、現地の状況が見えないことは、大きな不安につながります。
だからこそ、私たちは2週間に一度、詳細な販売状況の報告を欠かさずお届けしました。
インターネットでの閲覧数やお問い合わせの状況、内覧に来られたお客様の率直な感想。
そして、価格改定を検討するタイミングや、これからどのような販売戦略を取っていくのかというご提案まで。
物件が今どのような状況にあり、これから何をしていくのかを、できるだけ具体的に、包み隠さずお伝えすることを心がけました。
売主様が状況を理解し、納得しながら次の一歩を踏み出せるようにすることも、私たちの大切な役割だと考えています。
「地産地消さんに任せてよかった」その言葉が何よりの喜び

無事にご実家の売却を終えた売主様は、現在、関東へ引っ越され、快適なマンション暮らしを満喫されています。
お取引を終えた際に、こんなうれしいお言葉をいただきました。
「離れていても様子がよく分かり、何のストレスもなく安心して過ごせました。本当に地産地消さんに任せてよかったです」
このお言葉をいただけたことは、私たちにとって何よりの喜びでした。
長年暮らした新潟のご実家を手放すことは、簡単な決断ではなかったと思います。
新しい街で新しい暮らしを始めるという大切な節目を、私たちがお手伝いできたことを誇りに感じています。
↓こちらも、思い出深いお取引でした↓
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にいがたの不動産㈱地産地消は、新潟市の不動産売買を専門とする会社です。
年間300件以上の相談実績があり、代表自らが対応しています。
売主様の大切な資産を、本当に欲しいと思っている買主様へ届けるため、日々、全力を注いでいます。
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