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【新潟市江南区曽野木・不動産売却事例】半年売れなかった60坪以上の整形地を「一括買取り」で売却

売却事例

中村 利恵

筆者 中村 利恵

不動産キャリア20年

どこの不動産会社様より売主様の不動産を研究して、たった一組の次のオーナー様へ伝えます。
にいがたの不動産の強みは「仕事が好き」という事だと思っています。
古くて、新しくて、ちょっとダサい不動産屋を突き抜けたいと思います。

今回ご紹介するのは、新潟市江南区曽野木1丁目の土地売却事例です。


この土地には、3つの魅力がありました。

 

・60坪以上のゆとりある広さ

・間口7m以上を確保できる整形地

・第一種中高層住居専用地域のため建物の設計自由度が高い

 

さらに、亀田バイパスや弁天橋通を利用しやすく、中央区方面へのアクセスも良好。落ち着いた住環境も備えており、住宅用地として十分なポテンシャルを持った土地でした。

 

ところが、販売活動開始から半年間、思うような反響が得られませんでした。

 

「これだけ条件の良い土地なのに、なぜ売れないのか?」

 

私たちは、その理由を改めて考えることにしました。



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物件概要


項目内容
所在地新潟市江南区曽野木1丁目
敷地面積60坪以上
形状・間口きれいな「整形地」 / 1区画の間口が7m以上確保可能
用途地域第一種中高層住居専用地域(建ぺい率・容積率にゆとりあり)
販売の壁一般仲介で半年間動かず。すぐ近くに地場大手の売主物件
打開策建売業者へ分譲用地としての提案
成約結果売主様の希望条件を満たした価格で建売業者による買取成約

近隣の競合物件を踏まえ、販売方法を見直す




販売活動を続けるなかで、私たちが注目したのは、すぐ近くにあった大手不動産会社が売主となっている物件です。

 

お客様は、希望するエリアや価格帯をもとに複数の土地を比較しながら、購入を検討します。

 

大手の不動産会社やハウスメーカーは、広告やモデルハウスを活用し、購入後の暮らしを具体的にイメージしてもらうための工夫に力を入れています。

 

同じような条件の土地が並んでいれば、どんな家が建ち、どのような暮らしができるのかをイメージしやすい土地のほうが、お客様に選ばれやすい傾向があります。

 

こうした販売環境も踏まえ、私たちは従来の販売方法を続けるだけでなく、別の視点から土地の可能性を引き出せないかと考えました。

 

「この土地を本当に必要としているのは、一般のお客様だけなのだろうか?」

 

土地の魅力を、別の買い手の視点から考える



60坪以上あるこの土地は、ゆとりある敷地を求める方にとって魅力的です。一方で広さを持て余してしまうこともあります。

 

そこで私たちは、一般のお客様向けの販売だけでなく、建売業者への売却も視野に入れて検討しました。

 

建売住宅を手がける業者にとって、この土地は非常に魅力的な仕入れ候補になります。


土地を中央で2つに分け、それぞれに30坪前後の敷地を確保して新築住宅を建てる。つまり、2棟の建売住宅を販売する分譲用地として活用できるのです。

 

きれいな整形地で、間口も十分に確保できる。2区画に分けた際の建物配置も検討しやすい。


個人のお客様には広すぎると感じられる土地でも、建売業者にとっては、商品化しやすい理想的な土地になる可能性があります。

 

建売業者の仕入れ目線で、具体的な提案を



そこで、日頃からお付き合いのある複数の建売業者に対して、土地を2区画に分けた場合の配置計画、いわゆる「割付プラン」を添えて提案しました。

 

業者が仕入れを判断するうえで知りたい情報を、具体的なプランとともに提示したのです。

 

ちょうどその頃、江南区エリアで新築分譲用地を積極的に探していた建売ハウスメーカーがありました。

そこへ今回の土地情報を持ち込むと、すぐに前向きな反応が返ってきました。

 

「曽野木1丁目で、この整形地と間口なら文句なしです!」

 

嬉しいことに、今回の提案が実を結びました。

 

売主様の希望条件・価格を維持した一括買取りが実現




こうして、今回の土地は建売業者による「一括買取り」で売却が成立しました。

 

一般のお客様向けに半年間販売しても、思うような動きがなかった土地。


それが、買い手の対象を広げたことで、売主様が希望されていた条件・価格を維持したまま、売却することができたのです。

 

すべての土地が「買取」に向いているわけではありません。

また、一般のお客様への仲介と業者買取りでは、価格や売却条件が異なる場合もあります。

 

大切なのは、売却方法をひとつに決めつけないことです。

 

「誰に売るか」を変えれば、土地の可能性も変わる




不動産の売却がうまくいかない原因は、売却先の選び方にある場合も少なくありません。

 

これまで個人の方が住んでいた住宅や土地だから、次も個人のお客様に売る。

その考え方だけでは、土地が持つ可能性を十分に引き出せないことがあります。

 

一般のお客様にとっては広すぎる土地でも、建売業者にとっては2棟の住宅を建てられる魅力的な分譲用地になる。


視点を変えるだけで、同じ土地でも評価や需要が変わるのです。

 

・この土地を必要としているのは誰なのか

・どのような活用方法があるのか

・どの売却方法が、売主様の希望に合っているのか

 

私たちは、新潟市内の不動産需要を把握しながら、「一般仲介」と「業者買取」のどちらが売主様にとって有利なのかを見極め、最適な売却方法をご提案しています。

 

不動産売却は「誰に、どのように売るか」を考えることから始まります。

 

その大切さを、改めて実感した実例でした。





↓反響がない時ほど、足を使って探します↓





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