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築100年の家を壊して終わりにしない|新潟市中央区天明町の土地売却で生まれた新しいご縁

売却事例

中村 利恵

筆者 中村 利恵

不動産キャリア20年

どこの不動産会社様より売主様の不動産を研究して、たった一組の次のオーナー様へ伝えます。
にいがたの不動産の強みは「仕事が好き」という事だと思っています。
古くて、新しくて、ちょっとダサい不動産屋を突き抜けたいと思います。

今回ご紹介するのは、新潟市中央区天明町にある約27坪の土地。

以前【土地の売却事例】でご紹介したその後のお話です。


この土地には、築100年ほどの木造住宅が建っていました。


内覧された方からは「できれば、壊さずにこの家を使いたいですね」というお声もありました。

古い建物ならではの魅力を感じてくださる方がいらっしゃることを嬉しく感じました。


しかし、さまざまな事情を検討した結果、建物を解体して土地として売却することになりました。

長い年月を重ねてきた家は、解体によって姿を消しましたが、すべてが失われたわけではありません。


土地を購入された工務店さんが、古い柱などの一部を新しい家づくりに活かしてくださったのです。

今回は、建物を残すことはできなくても、次の暮らしへとつないでくださった工務店さんとのエピソードをご紹介します。




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建物を残すか、解体して売却するか



今回の売却には、慎重に検討すべき事情がありました。


築100年ほどの建物だったため、給排水設備などを含め、建物の状態を十分に保証することが難しい状況でした。

また、売主様のご希望や税務面も確認しながら、売却方法を考える必要がありました。

 

建物を残して売るのか。それとも、解体して更地として売るのか。


それぞれの可能性を検討した結果、今回は土地として売却することになりました。

 

長い年月を重ねた家を手放すことには、さまざまなお気持ちがあると思います。

特に、親から受け継いだ家であれば、建物そのものだけでなく、そこにまつわる思い出も大切なものではないでしょうか。

 

私たちは、土地や建物の条件だけでなく、売主様のお考えも伺いながら、一つひとつの売却をお手伝いしたいと考えています。

 

解体された家から、新しい暮らしへ受け継がれたもの




今回、土地を購入してくださったのは、新潟で家づくりを手がける工務店さんでした。

この工務店さんは、古い建物の部材をすべて処分するのではなく、活かせるものを新しい家へ受け継いでくださいました。

 

家は解体されましたが、使われていた柱などの一部は、新しく建てる家に活かされることになりました。


100年という長い年月を過ごしてきた木材が、これから始まる新しい暮らしを支えていく。

建物そのものを残すことはできなくても、その一部が次の住まいへと受け継がれていくことに、家づくりへの想いを感じました。

 

家を手放すことと、家のすべてが失われることは、必ずしも同じではないのかもしれません。

今回の取引を通して、私たちもそんな可能性に気づかせていただきました。

 

小さな土地にも、活用できる可能性がある



今回の工務店さんとの出会いから、もう一つ学んだことがあります。


それは、その土地で何ができるのかまで考えることの大切さです。

 

今回の土地は約27坪。セットバックが必要となるため、実際に建築に使える敷地面積が小さくなる可能性もありました。

 

こうした条件を見ると、「この土地に家を建てるのは難しいのでは」と感じる方もいるかもしれません。

しかし、土地の形状や法的な条件を確認し、建物の配置や設計を工夫することで、活用の可能性が見つかる場合もあります。

 

今回出会った工務店さんは、そうした条件も踏まえながら、土地の可能性を考えてくださる存在でした。

 

もちろん、すべての土地で希望どおりの建築ができるわけではありません。


だからこそ、土地の条件を正しく把握し、必要に応じて建築の専門家とも連携しながら、実現できる選択肢を探ることが大切だと考えています。

売却して終わりではなく、その先の可能性も




不動産の仕事は、土地や建物を売買することが中心です。

けれども、私たちの仕事は、契約が終わればすべて終わりというわけではありません。

 

今回のように、取引を通じて出会った方の考え方や仕事への姿勢が、次のお客様への提案につながることもあります。

 

例えば、


  • ・相続した家を、残すか解体するか悩んでいる
  • ・狭小地や変形地の売却を考えている
  • ・「この土地は売れないのではないか」と不安を感じている

 

こうしたお悩みに対しても、土地や建物の状況、ご希望を丁寧に確認しながら、一緒に選択肢を考えていきたいと思います。

 

土地や建物には、それぞれ異なる事情があります。


だからこそ、目の前の不動産だけでなく、そこに関わる方々の想いや、売却した先にある可能性にも目を向けることを大切にしています。

 

私たちはこれからも、一つひとつのご相談に誠実に向き合いながら、安心して売却をお任せいただける存在でありたいと思います。



↓今回の土地売却事例はこちらで詳しく解説しています↓


 

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