
「そこに愛はあるのかい?」不動産の現場で感じた、建築会社選びの落とし穴

こんにちは。
新潟の不動産売買専門店「にいがたの不動産」の中村です!
「大手ハウスメーカーだから安心」
「有名な会社なら間違いない」
家づくりを考えるとき、多くの方がそう思われるのではないでしょうか。
しかし、不動産の現場にいる立場から見ると、必ずしもそう言い切れないケースがあるのも事実です。
今回は、実際にあった一つの事例をもとに、建築会社選びがどれほど人生に影響するかについてお伝えしたいと思います。
あるハウスメーカーで起きた出来事

先日起きた出来事です。
建築予定地の隣接部分に「私道」があり、ブロック塀がありました。
ハウスメーカーは次のような説明をしてきました。
・ブロック塀は違法建築である
・建築するためにはブロック塀を低くしてもらう必要がある
・ブロック塀を1.5mから1.2mに壊してもらうよう隣地の所有者にお願いしに行ってほしい
・かかった撤去・改修費用は隣地所有者(違法建築物の所有者)が負担してほしい
その対応は、本当にお客様のためでしょうか?

この説明を聞いたとき、強い違和感を覚えました。
もし、隣地の人のブロック塀が違法建築でなかったら?
本当に役所で調査しての結果なのか?
これから何十年も続くご近所関係に影響が出たら?
そこに住むお客様はどうなってしまうのでしょうか?
家は「建てて終わり」ではありません。
にもかかわらず、この対応は「今、建てられるかどうか」だけを見て、お客様の将来や暮らしまで考えられているとは言い難いものでした。
さらに問題だったのは、その時点で測量が終わっておらず、ブロック塀の所有者も確定していないという状況だったことです。
所有者未確定の工作物を前提にハウスメーカーは話を進めていたのです。
冷静に調査した結果、分かったこと

結論として、その土地は普通に建築可能でした。
違法建築物(だったとして)を基準にして、建築基準法の道路斜線制限が適用されることはありません。
つまり、
「建築できない」のではなく、
「建築できないと判断していただけ」
という状況だったのです。
不動産会社として感じた違和感

今回の件で、違和感を覚えた点は次の3つです。
・法的な確認より先に「できない」と判断している
・所有者未確定の工作物を前提に話を進めている
・将来の近隣トラブルのリスクを、施主に背負わせている
ハウスメーカーの担当者にとっては、数ある「一現場の仕事」の一つかもしれません。
しかし、お客様にとっては、一生に一度の住まいです。
そこには、お客様の人生があり、安心があり、ご家族の幸せがあります。
家づくりは「建物」だけではない

どれだけ慎重に土地を選んだとしても、建築会社選びを間違えると、取り返しがつかないことがあります。
家づくりとは、「建物を建てること」ではなく
・何十年も住み続ける場所をつくること
・新しいご近所付き合いが始まる場所をつくること
・家族の人生を積み重ねていく場所をつくること
だと、私たちは考えています。
誰と家づくりをするかが、人生を左右する

「ハウスメーカーだから安心」
「有名な会社だから間違いない」
そうとは限りません。
本当に大切なのは、お客様の未来を見据え、幸せになる提案をしてくれるかどうか。
今回の出来事を通じて、土地選びと同じくらい、建築会社選びが人生に影響するということを、改めて実感しました。
これから家づくりを考える方には、ぜひ「誰と家づくりをするのか」という視点を大切にしていただきたいと心から思います。
そして、この度の某ハウスメーカー様、お客様をあんまり不安に巻き込まないでください。
「そこに愛はあんのかい?」

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