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【注意】長く売れない不動産の落とし穴|売却活動が長引くデメリットとは?

不動産売却

中村 利恵

筆者 中村 利恵

不動産キャリア17年

新潟市のどこの不動産会社様より売主様の不動産を研究して、たった一組の次のオーナー様へ伝えます。
にいがたの不動産の強みは「仕事が好き」という事だと思っています。
古くて、新しくて、ちょっとダサい不動産屋を突き抜けたいと思います。


こんにちは、新潟市の不動産売買専門店「にいがたの不動産」の中村利恵です。

不動産の売却をご検討中のみなさま、
「とりあえず高めに出しておいて、ゆっくり時間をかけて売れればいいかな」
そんなふうにお考えではありませんか?

もちろん、焦って売却する必要はありません。
しかし、実は不動産の売却活動が”長引くこと”には、皆さんが想像している以上に大きなデメリットが潜んでいるんです。

今日は、「不動産がなかなか売れない期間が長引くと、一体どうなってしまうのか?」について、私たちが普段お客様にお伝えしていることを、わかりやすく解説いたします。



売却が長引くことの、見過ごせない4つのデメリット



不動産市場のリアルを知る私たちだからこそお伝えしたい、長期化によるリスクです。

① 「売れ残り物件」というレッテルを貼られてしまう

今の時代、買主様はインターネットのポータルサイトなどで、毎日何百、何千もの物件を見て情報収集をされています。
その中で、何ヶ月も前から掲載され続けている物件を見ると、どう感じるでしょうか?
残念ながら、多くの方はこう考えてしまいます。

「なぜ、この物件はこんなに長く売れ残っているんだろう?」
「もしかして、何か隠れた欠陥があるんじゃないか?」
「価格に問題があるのかな?」

たとえ物件自体に何の問題がなくても、長く売れ残っているという事実だけで、マイナスな印象を持たれてしまうのが現実です。

残念ながら、物件の質が同じであれば、“新着物件”の方が圧倒的に反響が集まりやすいのです。

② 結局、当初よりも価格を下げることになる

「最初は高めに出しておいて、様子を見よう」という戦略は、結局、後で価格を下げることになるケースがほとんどです。
しかし、ここで厄介なのが「売れるタイミングを逃してしまう」という問題です。

不動産が市場に出た直後の“新着反響”は、時間と共に減少します。
一度価格を下げたとしても、最初の盛り上がりを過ぎてしまっているため、思ったように反応が鈍くなる傾向があります。
結果として、当初の想定よりも安値で売却することになりかねない、というジレンマに陥ってしまうのです。

③ 管理コストや税金が“無駄に”かかり続ける

売却期間が長引けば、その間ずっと、様々な維持コストが発生し続けます。

✔ 毎年かかる固定資産税(都市計画税を含む)
✔ 空き家の場合は、定期的な管理費用(草刈り、清掃、通風・換気、郵便物確認など)
✔ マンションなどの場合は、管理費や修繕積立金
✔ 火災保険料や、電気・ガスなどの基本料金

すぐに売れていれば不要だったはずのこれらの出費が、月々、そして年々積み重なり、売却益を圧迫してしまいます。
これは、売主様にとって大きな“無駄”なコストとなってしまうのです。

④ 売却時期の“選択肢”が狭まり、精神的な負担に

不動産には一般的に「売れやすい時期(春や秋の引越しシーズン前など)」という需要が高まるタイミングがあります。
売却が長期化すると、これらの最適な時期を逃してしまい、さらに売りにくい時期に突入してしまう悪循環に陥ることも。

また、
「もし急にまとまったお金が必要になったらどうしよう」
「新しい家を探したいのに、この家が売れないと動けない」

といった、将来の計画を立てにくいストレスが、精神的な負担となってのしかかることも少なくありません。

大切なのは「売る覚悟」と、最初の「価格戦略」



不動産売却活動において、最も注目が集まり、反響が得られやすいのは、やはり“情報が新しい時”です。
つまり、市場に物件を出してから最初の1〜2ヶ月が、売却の勝負どころだと言えます。

「最初に高すぎる価格で出して様子を見る」という戦略は、多くのデメリットを招く可能性があります。

むしろ、市場のリアルな相場をしっかり把握し、「売れる価格」でスタートすることが、結果的に高く、そして早く売却できる一番の近道なのです。


まとめ:売れない期間が続くと、損をするのは売主様です



「時間をかければかけるほど、高く売れる」というのは、残念ながら不動産売却においてはあまり現実的ではありません。
むしろ、「長く売れない=何か問題がある」「価値がない」と見なされてしまうリスクの方が大きいのです。

私たち「にいがたの不動産」では、お客様の大切な資産を最大限の価値で売却するために、以下の点を徹底しています。

地域相場、現在の需要、そして競合物件を徹底的に分析した根拠に基づき、“売れる価格”を丁寧にご説明いたします。

市場に出した直後の「最初の反響」を絶対に逃さない、戦略的な販売プランをご提案します。

 売却活動が長期化しないよう、市場の反応を見ながら2週間ごとに状況を見直し、最適なアドバイスを実施します。

まずはお客様の売却への想いを、どうぞお気軽にご相談ください。

「とりあえず、うちの家が今、どのくらいで売れるのか聞いてみたい」という段階でも、もちろん大丈夫です。

お客様の大切な不動産を、最も良い形で次の持ち主へと繋ぐために、私たち「にいがたの不動産」が全力でサポートさせていただきます。


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古くて、新しくて、ちょっとダサい不動産屋を目指している

にいがたの不動産㈱地産地消の、中村利恵です(^^)/



不動産売買仲介の仕事のなかで、

「思って」「行動して」「経験した」事を日記代わりに書いています。

忘れないように。

忘れてしまったら思い出せるように。

次に活かせるように。

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