新潟市の築古マンションが売れないは嘘!買主心理と売却成功の秘訣
こんにちは!
新潟の不動産売買専門店「にいがたの不動産」の宮沢です。
今回は、築年数の古いマンションを売却しようとするお客様からよくいただくご相談、「古いマンションって、やっぱり売れにくいんじゃないの?」という不安についてお話しします。
結論から申し上げますと、それは“伝え方”が足りていないだけなんです。
なぜなら、買主様の不安や迷いは“情報不足”から来ていることが多いから。
適切なアプローチをすることで、築古物件でも“魅力的な売り物件”へと変えることができます!
築古マンションが売れにくいと思われがちな理由とは?

私たち不動産のプロにとっては、「この古い部屋がこんなに素敵になる」というビジョンが自然に浮かびます。
それは、普段からたくさんの物件を見てきているから想像できるのです。
ですが、お客様・・・特に初めて物件を買う方にとっては、難しいことなのです。
インスタグラムやドラマで見るおしゃれな部屋は、ほとんどがフルリノベーション済みだったり、プロがコーディネートしたお部屋。
「現実の古い内装」とのギャップに、戸惑う方がとても多いのです。
実際にお客様と内見に行くと、“リアルな声”が聞こえてきます。

1. 劣化ばかりが目についてしまう
「壁紙が黄ばんでる…」「キッチンが昔っぽい…」
どうしても、今ある“古さ”に意識が向き、「ここに住みたい」という気持ちになれない。
2. リノベできると分かっていても、どう進めていいか分からない
「業者ってどうやって探すの?」「どのくらいの期間がかかるの?」
こうした“プロセスの不明確さ”が、この物件を買っていいのかという不安に直結します。
3. お金がどれだけかかるか分からない
物件価格だけでなく、「リノベーションしたらさらにいくら?」という資金面での不安。
こうした資金計画が立てられないことで、物件購入の選択肢から外してしまう人も。
4. 不動産営業スタッフの知識不足
私たちには「ここを壊して、ここをこう直して…」というイメージがありますが、お客様にはそれが見えません。
不動産の営業スタッフも、必ずしもリフォーム関係に詳しいとは限りません。その結果、“完成後の暮らし”をイメージしてもらえないまま、不安だけが残る結果に。
築古マンションには、
・価格の手頃さ
・立地の良さ
・管理状態を事前に確認できる
・専有面積の広さ
・リノベの自由度
など、実はたくさんの魅力があります。
古さを改善できれば、新築や築浅物件同様の快適さが得られるというのに・・・。
それが伝わらないままでは、もったいないですよね!
築古物件の可能性に気づいた瞬間「ここにしようかな」が生まれるまで

先日、築30年の分譲マンションをご購入いただいたお客様がいらっしゃいました。
その方は、「年をとっても暮らしやすい場所で、コンパクトなマンションに住みたい」という希望をお持ちでした。ただし、人混みや交通量の多い場所は苦手とのこと。
複数の不動産会社を回って物件を見たものの、なかなか決められずにいたそうです。
「バルコニーからの眺めがどうしても気になるんです」
「最上階なら夜景や信濃川が見えるけれど価格的に手が届かない、低層階だと屋根や共用廊下ばかりで…」
「自然のある景色は、マンションでは難しいのかな…」
お話をじっくり伺ううちに、お客様は、インテリアが大好きで、模様替えもよくされることが分かりました。
そこで、「それなら、リフォームやリノベーションが楽しめる物件も候補にしてみませんか?」とご提案し、築浅ではなく、あえて築古の物件にシフトしてご紹介しました。
その中のひとつ。
内装は確かに古かったのですが、相場より少し安く、リノベ向きの未工事物件がありました。
しかも、バルコニーからは敷地内の小さな公園と桜の木が見える、穏やかな景観が広がっています。
静かに室内を眺めていたお客様が、ふと一言。
「……ここにしようかな。」
お部屋の古い部分はリフォームして、景観を楽しみながら暮らすイメージができた、とお話しくださいました。
まとめ:築古マンションの可能性を、もっと伝えていきたい
築古マンションが“売れない”のは、価値が正しく伝わっていないだけです。
「ここでどんな暮らしができるのか」を丁寧に示していくこと。
それが、売却成功のカギとなります。
「古いから無理」と諦める前に、“伝え方”を見直しましょう!
その物件は“売れる可能性”を秘めています!
私たち「にいがたの不動産」は、そうした築古物件の価値を、しっかりとお伝えするお手伝いをしています。
どんなご相談でもお気軽にご連絡ください。一緒に物件の価値を見つけて行きましょう!
↓おすすめ記事↓