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にいがたの不動産 富澤ですヾ(@°▽°@)ノ
空き家は所有しているだけでは経済的にマイナスとなるため売りたいと考えている方も多いかと思います。
しかし、空き家はそのままの状態で売るのと、更地にして売るのではどちらがいいのか分かりにくいですよね。
そこで、本記事では空き家をそのままの状態と更地で売るそれぞれのメリット・デメリットについてご紹介します。
具体的な売却にかかる費用も加えてご紹介していますので空き家の売却を考えている方はぜひ最後までご確認ください。
そのままの状態で売る
そのままの状態で売ることのメリットは、解体の手続きや費用が不要であることです。
空き家を解体するには申請、測量、許可、工事と多くの手続きをおこなう必要があります。
また、木造住宅の一軒家(30坪)であれば150~200万円ほどの費用が一般的です。
このように空き家の解体は思っているよりも煩雑で費用がかかりますが、そのままの状態で売ればこれらをなくすことができます。
しかし、価格が相場よりも安くなりやすいといったデメリットもあり、解体費用をなくすことと売却価格が安くなることのどちらの方が多く利益を得られるのか事前に確認しておくことが必要です。
更地にして売る
更地の状態にして売ることのメリットは、買い手が付きやすいことです。
土地だけであると買い手が比較的自由に利活用ができるために買い手の幅も広がり、結果的に引き渡しまで早く完結します。
また、土地だけであると購入者が状態を確認しやすく、内覧などの作業が必要なくなることも引き渡しまでを早くしている要因です。
解体工事の時間はかかりますが、その分を差し引いても更地での売却はそのままの状態での売却よりも早く完結します。
しかし、こちらは前述した解体費用がかかってしまいます。
更地にして売るは費用がかかってもいいからなるべく早く売りたい方に適している方法です。
ただし、自治体によっては解体費用に対する補助金が制定されている場合もありますので、自治体の公式ホームページを確認しておきましょう。
空き家を売る際にかかる費用
空き家は上記のどちらの方法でもかかってくる費用が3つあります。
まず1つ目に譲渡所得税がありますが、こちらは所有期間5年超えで売却益の39.63%、5年以下で20.315%がかかってきます。
2つ目の相続登記費用は書類取得費が5,000円~20,000円、登録免許税として固定資産税評価額の0.4%、司法書士への報酬費で50,000円~80,000円です。
3つ目は仲介手数料であり、売却価格が400万円以下の部分は18万円以内、400万超えの部分は売却価格の3%が一般的な費用となっています。
売却は利益を受け取るだけではなく支出もあることを覚えておきましょう。