実家を相続したけど・・・
「住む予定がなくて困っている」
「古い家だし売れるかどうかも心配」
売りたいけれど何から始めたらいいかわからない。
相続した不動産を売却する際には、いくつか重要な注意点があります。
そのポイントを解説します!
まずは「相続登記」を行い、正式に名義を自分の名義に変更する必要があります。
相続登記が完了していないと、売買契約を結ぶことができません。
相続人が複数いる場合には、全員の同意が必要になります。
2. 遺産分割協議を行う
相続した不動産が複数の相続人で共有されている場合、「遺産分割協議」を行い、
不動産をどのように分けるか、売却するのかを決める必要があります。
売却するには、相続人全員の同意が必要になってきます。
相続人のなかに連絡の取れない人や、合意しない人がいると
売却が遅れる原因になることもあるため、早期に合意を得ることが大切です。
3. 不動産の評価額を確認する
売却前には「不動産の評価額」を確認することが重要です。
売却価格が適正かどうかを把握するためには、不動産鑑定士に評価を依頼するか
複数の不動産業者に査定をしてもらうと良いでしょう。
4. 税金の確認
相続した不動産を売却すると「相続税の申告」が必要になることがあります。
相続税は、評価額に基づいて税額が決まります。
売却時には「譲渡所得税」が課せられることもあるため、税理士に相談して
適切な政務対策を確認しておくことをお勧めします。
譲渡所得とは、売却価格と取得費用との差額に対して課税されます。
5. 物件状態を確認する
不動産の状態(老朽化、修繕が必要かどうか、瑕疵の有無など)は売却価格に影響してきます。
必要に応じてリフォームを行うことで、希望する売却価格に近づけることができます。
6. 隣接地との境界確認
相続した不動産には、境界線が不明瞭になっている場合があります。
売却前に境界確認を行い、隣接地との境界問題がないか確認しておくことが重要です。
もしも境界争いが発生すると、売却の手続きが進まなくなる可能性があります。
7. 売却のタイミングを決める
不動産の売却には、市場のタイミングを考慮することも重要です。
不動産市場の状況によっては、適正価格で売却できるタイミングが変わります。
急いで売却しなければならない場合でも、時期を見計らって売却を決める事が重要です。
販売を担当する不動産業者とよく打ち合わせをして適正な時期を決めましょう。
8. 不動産業者の選定
信頼できる不動産業者を選ぶことで、納得のいく不動産売買を行うことができます。
不動産業者は、売却価格の査定や取引の手続きなど、すべてのプロセスのサポートをしてくれます。
9. 売買契約の内容確認
売買契約を交わす際、契約内容が適切かどうかをよく確認する必要があります。
特に相続に関連する不動産の場合、相続人の同意書や相続証明書などの
特別な書類が必要となる場合があります。
10. 売却後の税金申告
不動産を売却したら、「譲渡所得」の納税義務が発生します。
税理士への依頼を忘れず必ず確定申告を行いましょう。
このように、不動産売却の注意点をしっかり把握して
トラブルなくスムーズな取引が行えるよう正しい手続きを行って行きましょう。
不動産売買のことは、「にいがたの不動産」にお任せください!!
↓こちらの記事も読まれています↓
『不動産』と『何か』を模索している
にいがたの不動産㈱地産地消の富澤法和です(≡^∇^≡)