【新潟市不動産売却】「まだ住める」が命取り?ニュースに学ぶ、持ち家の老後破産リスクと火災保険の罠|にいがたの不動産の画像

【新潟市不動産売却】「まだ住める」が命取り?ニュースに学ぶ、持ち家の老後破産リスクと火災保険の罠|にいがたの不動産

不動産売却

中村 利恵

筆者 中村 利恵

不動産キャリア17年

新潟市のどこの不動産会社様より売主様の不動産を研究して、たった一組の次のオーナー様へ伝えます。
にいがたの不動産の強みは「仕事が好き」という事だと思っています。
古くて、新しくて、ちょっとダサい不動産屋を突き抜けたいと思います。


こんにちは。

新潟市の不動産売買専門店「にいがたの不動産」の中村です。


先日、ヤフーニュースで非常に考えさせられる記事を見つけました。


『ダラダラするのが至福だったのに…年金14万円、退職金と貯金で2,100万円の73歳元サラリーマン「出不精だし物欲もないからお金には困らない」はずが老後破産。〈予想だにしなかった原因〉』


タイトルだけ見ると「浪費家の話かな?」と思うかもしれませんが、実は全く逆。 


慎ましく暮らしていた方が、「持ち家の維持」と「災害」をきっかけに、老後資金を大きく失ってしまったという事例です。


これは新潟に住む私たちにとっても、決して他人事ではありません。




その火災保険、本当に大丈夫ですか?




記事に出てくる鈴木さん(仮名)は、ご両親から引き継いだ実家に住んでいました。 


火災保険も親の代からのものを名義変更しただけで、「面倒だから」と毎年電話一本で同じ内容で更新していたそうです。


しかし、水害が発生した時、保険会社から告げられたのは無情な一言でした。


「鈴木様のご契約では、水災は補償対象になりません」


昔の火災保険や、安さを重視したプランでは、水災(洪水や床下浸水など)が補償外になっているケースが多々あります。 


新潟も河川が多く、近年の異常気象を考えると、水災補償がないのは非常にリスクが高い状態です。



「まだ住める」の油断が招いた800万円の出費




さらに追い打ちをかけたのが、「家の老朽化」です。 


鈴木さんは「まだ住めるから」と、外壁や屋根のメンテナンスを先延ばしにしていました。


しかし、災害をきっかけにダメージが露呈。


  • ・内装のリフォーム

  • ・家財の買い替え

  • ・外壁・屋根の改修


これらを合わせると、修繕費用は約800万円。 


貯蓄を取り崩して支払った結果、安心していたはずの老後資金は底をつきかけてしまった……というお話でした。



「持ち家=安心」という誤解




多くの方が「持ち家なら家賃がかからないから、老後は安泰」と考えがちです。


 しかし、不動産の現場にいる私から見ると、持ち家には「ライフサイクルコスト」という見えない借金のようなものがあります。


  1. ・固定資産税(毎年かかります)

  2. ・火災・地震保険料(値上がり傾向にあります)

  3. ・修繕維持費(屋根、外壁、給湯器などは必ず壊れます)


特に新潟の場合、雪や潮風の影響で、関東よりも家の傷みが早い傾向にあります。 


「何もせずに住み続ける」ことはできません。



最後に中村が思う事



今回の記事を読んで、胸が痛くなりました。

 

鈴木さんは何も悪いことをしていません。ただ、「知らなかった」だけ、そして「準備が足りなかった」だけです。


もし、ご自宅の火災保険の内容が「親の代のまま」だったり、「よくわからないけど更新している」という方がいらっしゃれば、すぐに証券を確認してください。


「水災」はついていますか?

「風災(雪害)」の免責金額は適切ですか?


そして、もし今の家を維持するのに 「屋根の修理代が出せない」 「冬の除雪がもう限界」 と感じているなら、無理して住み続けることが正解とは限りません。


家が原因で生活が破綻してしまっては本末転倒です。


大きな修繕費がかかる前にご自宅を売却し、コンパクトで維持費のかからない住まいに移るというのも、立派な「老後の防衛策」です。


ご自身の保険証券の見方がわからない、家の維持費が心配だ、という方は、ぜひ一度ご相談ください。


 最悪の事態になる前に、一緒に「家の健康診断」をしましょう。




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