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新潟市で空き家を売りたい方へ 放置せず、早めの行動がカギです!

不動産売却

長良 昴輝

筆者 長良 昴輝

不動産キャリア8年


こんにちは、新潟市の不動産売買専門店にいがたの不動産の長良です(^^)/

 

今回は、「新潟市で空き家を売りたい」とお考えの方向けに、空き家売却の基本とポイントを分かりやすくまとめました。


 


空き家を放置すると…後々、想像以上の負担に


 


「いつか使うかもしれない」

「思い出があるから、今はそのままに」


——
そう考えて保留にしているうちに、空き家は少しずつ問題物件へと変わっていきます。


実際に、空き家を長期間放置してしまうと、次のようなリスクが現実のものとなってしまいます。

 

建物の老朽化が進み、売却価格がどんどん下がる


使用されない建物は、風雨や湿気によって驚くほど早く劣化します。
屋根の傷み、外壁のひび割れ、雨漏り、カビの発生などが進行し、建物の価値は時間とともに急速に下がっていきます。

 

雑草やゴミが近隣トラブルの原因に


敷地内に雑草が生い茂ったり、不法投棄されたゴミが放置されると、見た目の印象が悪くなるだけでなく、周囲の住民からの苦情や行政からの指導対象となることも。


さらに、害虫や動物が発生し、衛生面や環境面でのトラブルに発展する可能性も否定できません。

 

火災や不法侵入といった防犯上の不安


人気のない空き家は、不審者に目をつけられやすく、不法侵入・放火・不審火など、重大な事件や事故のリスクも高まります。
実際に空き家を原因とする火災が全国的に増加しており、損害は所有者責任として問われることもあります。

 

維持費(固定資産税や管理費)は毎年かかり続ける


「使っていないからお金もかからない」と思われがちですが、固定資産税や都市計画税、必要な除草・補修・雪下ろしなどの管理費は、住んでいなくても毎年のように出費がかさみます。


さらに、倒壊などの恐れがある「特定空き家」に指定されると、税の軽減措置が解除され、固定資産税が最大6倍になることもあります。


 

早めの行動が、未来の負担を軽くします


 

感情的にも決断が難しい空き家問題ですが、放置しておくことで状態も評価も悪化し、結果的に損をするケースがほとんどです。


「まだ使うかも」「売れるかわからない」——そう思った時こそ、今の状態を確認するチャンスです。

 

たとえ売却をすぐに決めなくても、


適正な査定価格
解体・維持にかかる費用
最適な売却タイミングや方法


を知るだけで、今後の選択肢がぐっと広がります。

 

 

新潟市空き家の売却までの流れ


 

1・現地確認・査定依頼


建物の状況や立地条件を確認し、適正な価格をご提示します。


新潟市の場合、雪や湿気による経年劣化が進んでいる物件も多いため、建物の傷み具合や管理状態を丁寧にチェックします。


同時に、周辺環境や市場動向(地価や過去の取引事例)なども踏まえ、適正な査定価格を提示します。

 

2・必要書類の確認・準備


登記・境界・相続関係などの確認が大切です。

売却には法的な確認事項が多数あります。主な書類や確認項目は以下のとおりです。

 

登記簿謄本(全部事項証明書):所有者名義の確認。名義変更が必要な場合は事前に対応。

固定資産税納税通知書:税額の確認。買主との清算に必要。

土地の境界確定図・測量図:境界トラブルを避けるため重要。

相続登記の有無:相続物件の場合は、売却前に相続登記を済ませておく必要があります。

 

書類の不備は、手続きが大幅に遅れる原因になります。司法書士などの専門家に早めに相談しておくと安心です。

 

3・販売活動スタート


購入希望者への情報提供、広告展開。

必要書類の準備が整ったら、いよいよ販売スタートです。


主に以下のような方法で買主を探します。


・インターネット不動産サイト(SUUMO、アットホームなど)への掲載

・新潟市内の不動産ネットワークを通じた紹介

・店舗前チラシ、自社ホームページ、SNSでの集客

 

新潟市では地方移住希望者からの問い合わせも一定数あるため、リノベーション向け物件として訴求するのも有効です。

 

4・内覧・交渉・契約


必要に応じて空き家整理やリフォーム提案も。

購入希望者が現れたら、物件の内覧対応を行います。


この際、建物の印象をよくするために、最低限の片付けや清掃はしておきましょう。


価格や条件に合意できたら、売買契約を締結します。重要事項の説明(宅建士による)もこのタイミングで行われます。

 

5・お引渡し・お支払い


売却代金の受け取り、名義変更手続きなど。

契約後、約12か月以内に「決済・引渡し」が行われます。


この時点で買主から売却代金が支払われ、所有権移転登記が行われます。
同時に物件の鍵を引き渡し、売買完了となります。

 

・司法書士による登記手続き

・売却益がある場合、翌年の確定申告も必要

 

 

空き家に関するお悩み、「にいがたの不動産」がしっかりサポートします




空き家の売却には、不安やご事情がつきものです。


「売れるか心配

「手続きが面倒そう


という方も、どうぞご安心ください。
当社では、さまざまなケースに柔軟に対応できる体制を整えております。

 

古くても売れるか不安な方へ


「築年数が古くて、もう売れないのでは」と心配される方も多いですが、実際には建物の状態や立地によって、再生可能な価値を見出す買主も多数います。


リフォーム向けや土地活用目的での購入希望者にマッチングできるよう、現地調査からご提案までサポートいたします。

 

遠方にお住まいで手続きが難しい方へ


「新潟に住んでいないため、何度も現地に行けない」という方もご安心ください。
遠方からのご相談にも対応しており、オンラインや郵送でのやり取りにてスムーズに進めます。

 

遺品整理や大量の残置物がある場合


空き家に遺品や家具などが大量に残っている状態でも大丈夫です。
専門の遺品整理業者・不用品回収業者をご紹介いたします。

「どこから手をつけてよいかわからない」という方も、ご相談ください。

 

近所に知られず売却したい場合


「近所に知られずに売却を進めたい」というご要望にも配慮いたします。
広告掲載を控えた非公開での売却活動や、直接の買取による早期売却もご提案できます。


近隣への立ち入りや掲示物、チラシ投函なども控えるよう徹底し、プライバシーを守りながら、静かに手続きを進められるよう努めています。

 

 

新潟市で増える空き家問題——でも、活かす方法があります





新潟市では今、相続による所有継承や高齢化に伴う住み替え・施設入所、さらには地方移住の増加といった背景から、空き家を抱える方が年々増えています。


放置される空き家が増える一方で、「どうしていいか分からない」という声も少なくありません。

 

「古いから」「ボロボロだから」「誰も買わないかも」とあきらめていませんか?


実は、売却のタイミングや方法によっては、空き家も資産として十分に活かすことができます


たとえ築年数が古くても、あるいは解体が必要な状態でも、その土地を「必要としている人」がいるかもしれません。

 

たとえば


建物を壊して新築したい方

・リノベーション目的の購入希望者

・地方移住を検討している若い世代

・駐車場や畑用地として探している近隣住民 など

 

活用のニーズは思っている以上に多様です。


 

空き家の可能性は、相談から始まります




「売れないかもしれない」

「面倒そうだからそのままにしている」


そんなお気持ち、よくわかります。


ですが、まずは現状を知り、正確な価値や売り方を知ることが、最初の大きな一歩になります。

 

・どのくらいの価格で売れるのか?

・解体した方が良いのか、残した方が良いのか?

・仲介にするか、買取してもらうのか?

・近所に知られずに売れる方法はあるのか?

 

プロの視点でアドバイスを受けることで、不安が「選択肢」に変わります。

 

空き家は、放置すれば負担に。


動き出せば、資産にも、次の世代への橋渡しにもなります。

 

どんな状態でも、まずはご相談ください。
あなたの空き家に、まだ活かせる可能性がきっとあります。



 

 

にいがたの不動産では、お客様一人ひとりに寄り添ったご提案で、大切な不動産の売却をサポートいたします。

 

空き家でお困りの方は、ぜひ一度、私たちにご相談ください。



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