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不動産売却はここだけ押さえればOK!失敗しない不動産売却のコツ~高く・スムーズに売る~

不動産売却

富澤 法和

筆者 富澤 法和

不動産キャリア7年

にいがたの不動産は新潟の富動産を目指します!
私たちは「負動産」という言葉が好きではありません。
にいがたの不動産を通して不動産を売るも買うも「富動産」であってほしいと願っています。







1. はじめに


不動産を売却する際、「できるだけ高く売りたい」「売却で損をしたくない」と考えるのは当然のことです。しかし、知識がないまま販売活動を進めると、思わぬ損失を招いてしまうことがあります。

「不動産の知識」は膨大で多岐に渡るため、不動産に関わる機会が少ない方にとっては、「学ぶ気持ち」がなかなか湧いてこないことでしょう。当事者として経験することで、初めて理解できることも多くあります。

また、法改正も行われるため、せっかく学んだ知識が古くなってしまっていることも。独学するより「信頼できる不動産屋」を味方につけておく方が断然、効率が良いです。

本記事では、失敗しない不動産売却の方法のなかでも【重要なポイントだけに絞ったもの】を分かりやすく解説しています。

ココだけ押さえておけば、失敗を防ぐことができますので、ぜひ最後まで読んで「不動産を高く・スムーズに売るコツ」を身につけてくださいね!


2. 不動産売却でよくある失敗例




不動産売却で失敗する原因は、「知識不足が原因」であることがほとんど。
代表的な3つの失敗例をご紹介します。


1. 相場より安く売ってしまった

不動産の「相場」を理解せずに売却すると、適正価格よりも安く売ってしまう可能性があります。

2. 売却までに時間がかかりすぎた

適切な販売戦略を立てないと、売却が長引いてしまい、結局価格を下げざるを得なくなることも。

3. 不要な税金や費用が発生した

売却に伴う税金や諸費用を知らずにいると、思いがけない出費が発生することがあります。


つまり、「相場」を知り「販売に適した時期」に売り出し、事前に「経費」を計算に入れておくことで失敗を防ぐことができます。



3. 失敗しないための5つのポイント





1. 不動産の相場を正しく知る

不動産を適正価格で売却するためには、まず市場相場を把握することが重要です。以下の方法を活用しましょう。

①不動産ポータルサイトで類似物件の価格を調査
「スーモ」や「ホームズ」などの不動産ポータルサイトには、現在売り出し中の物件情報が掲載されています。エリアを指定して検索すると、知りたい地域で【どんな物件がいくらで売り出しされているのか】を確認できます。


②不動産会社の査定を複数比較
一括査定サイトを使って、複数の不動産会社に一度に査定を依頼する方法と、個別に不動産会社に問い合わせをして査定してもらう方法があります。査定内容は、【簡易査定】で提案されることが多く、物件ごとの個別要因は考慮されませんが、おおよその坪単価を知ることができます。


③近隣の売却事例をチェック
不動産会社から提案される「査定書」には、近隣の売却事例が掲載されているものがありますので、販売価格を決める際の参考にすることができます。


↓もっと詳しく知りたい方はこちら↓


2. 売却のタイミングを見極める

売却時期によって価格が大きく変わることがあります。

一般的に異動の多い時期、「春・秋」が売却に適しています。そのうえで金利や景気の動向も考慮しましょう。



3. 信頼できる不動産会社を選ぶ

不動産会社選びは、売却成功のカギとなります。査定価格が極端に高い会社には注意しましょう。

「査定価格」と「成約価格」が近いほど、スムーズに売却することができます。どんなに高い査定額を提示されたとしても、その価格は【参考値】でしかなく、実際にその価格で売れるとは限りません。偏ることなく物件を見たうえで「売る提案」をしてくれる不動産会社を選びましょう。

また、「仲介手数料」などの費用や「不動産会社と結ぶ契約内容」も確認しておきましょう。


↓こちらも参考にしてください↓



4. 売却にかかる費用と税金を理解する

不動産売却には、仲介手数料、登記費用、リフォーム・クリーニング費用、売却益に対する譲渡所得税などのさまざまな費用がかかります。

特に、長期譲渡短期譲渡では税率が違ってきますので、売却時期を検討することは重要です。

通常、不動産を売却した際の利益には約20%の税金がかかります。不動産の所有期間が5年以下の場合、税率は約2倍となり負担が大きくなります。不動産を所有して間もない場合、急いで売却しなければならない理由がない限りは、5年以上所有して「長期譲渡所得」の適用を受ける方がお得です。

■長期譲渡所得
・所有期間5年以上
・税率20.315%

■短期譲渡所得
・所有期間5年以下
・税率39.63%


また、「3,000万円特別控除」を活用して損をしない売却価格を決定しましょう。

3,000万円特別控除とは、不動産を売却した際に出た「譲渡所得」から最大3,000万円まで控除できる特例のことです。適用条件を満たせば、3,000万円まで非課税にすることができます。

■適用条件
・自己の居住用財産であること
・住まなくなってから3年以内に売却すること
・親族や特別な関係のある人に売却していないこと
・過去2年以内に同じ特例を適用していないこと
・確定申告をすること




5. 売却活動の戦略を立てる

スムーズな売却のために、販売戦略を練ることが大切です。

適正な販売価格を設定し、物件の魅力を最大限に引き出すプロモーション活動を行いましょう。

✅物件や内装の写真は明るく清潔感が出るよう工夫する
 ・天気の良い日に撮影する
 ・不要な荷物は写さない
 ・思い切ってプロに依頼する


✅内覧対応を丁寧に行う
・クリーニングなど清掃を済ましておく
・スリッパやメジャーなど内覧した人が喜ぶおもてなしをする
・内覧希望のタイミングを逃さないよう土日にも案内してくれる不動産会社を選ぶ

万一売却に苦戦する時の事も考慮して、【買取】も視野に入れておくと良いでしょう。


↓買取についてはこちら↓



4. まとめ




本記事では、不動産売却で失敗しないための重要なポイントを解説しました。


✔ 相場を把握し、適正価格で売却する
✔ 売却に適したタイミングを選ぶ
✔ 信頼できる不動産会社を選定する
✔ 売却にかかる費用や税金を事前に把握する
✔ 適切な販売戦略を立てる


これらのポイントを押さえれば、スムーズかつ有利に不動産を売却できます。まずは、ご自身の不動産の価値を知るために「無料査定を受けてみる」ことから始めてみましょう。

不動産売却のための知識を身につけていれば、「不動産会社に騙される・言いなりなる」ことは避けられるはずです。

信頼できる不動産会社を見つけるためにも、複数の不動産会社から提示される「査定内容」を比較し、実際に話を聞いてみましょう。自分に合った方法で売却をサポートしてくれる不動産会社が見つかるはずです。



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