楽しい!
本日は、以前に行ったことのある
旧塩沢町の三国街道沿いの宿場町、
牧之通りの街並みについて書きたいと思います。
きれいな街並みだと思いませんか?
ここに行く予定はなかったのですが、
ネットで調べたら観光地で出ていたので、
急遽行くことにしました。
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古そうででも何か新しさを感じる街並み。
「どうなったらこんな街ができるんだろう?」
とすごく気になり、地元民に聞くしかない!
と思い一軒の雑貨屋さんに飛び込みました。
こちらのお店の女性店主さんに
「この街はいつどのようなきっかけで作られたのですか?」
と単刀直入に聞きました。
街の商店街のみんなで何度も話し合いに話し合いを重ね、
毎回ケンカしながらも、なんとか意見をまとめて
この街並みができたとのことでした。
平成13年頃に、各商店街の方が、
それぞれ所有している土地を道路として提供したそうです。
どれくらい提供したかと言うと、
今までの敷地から4mバックしたそうです。
間口が10mだと考えたとして
12坪以上も道路分として寄付したことになりますね。
それだけでもみんなの意見がまとまらなさそうです。。。
この統一感のある街並みを作るための修繕工事費は
2/3は役所負担、1/3は各商店街負担
だったそうです。
お店分だけの負担金額で言うと
修繕工事費に100万円近くかかったそうです。
なので1軒あたりの修繕費が約300万円かかったことになりますね。
それもハードルが高く、意見がまとまらなさそうですよね。
よくみんなの意見がまとまったと思います。
街の統一感が徹底的なんです。
こちらは信金です。
こちらが郵便局です。
面白いですよね?
異国の地に来たみたいです。
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その店主の方が最後に言っていた言葉が印象的でした。
「いろいろあったけどすっごく楽しかったですよ。
この商店街の人たち、みんな良い人たちばかりだから」
この言葉にウソはなかったと思います。
女性店主は少女のように目を輝かせ、
当時のことを思い出しながら、
声を弾ませ話していましたから。
新潟市の商店街は
営業していないところ、
シャッターが閉まっているところ、
たくさんありますよね。
こんなふうに街づくりをすることで、
古くて新しい、おしゃれな街並みができます。
そうしたら、新潟市で言えば、
古町や山の下、沼垂などの商店街も
もっと人が集まるんじゃないかな〜
いや、ぜったい集まるはずです!
だってみんな、
時間とお金を使うだけの魅力的なところを常に探していますから。
私自身、旧塩沢町の牧之通りの町並みをみて、
「こんな街づくりのお手伝いができたらな〜」
と強く感じました。
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【編集後記】
最近、労働寿命を気にするようになりました。
ただ、衣食住するための寿命ではなく、
仕事で活躍するための寿命。
仕事は死ぬまで続けたいと思っていても
年齢だけ重ねて社会の役に立たなければただの老害。
老害って言われたくないな〜
思われたくもないし。
時代はものすごいスピードで変化している。
その変化に対応するため、自分自身の慢心が敵になる。
慢心しないために常に勉強し続け、
自分の未熟さを確認する。
やはり必須になるのは、
「下手くその上級者への道のりは、己が下手さを知りて一歩目」
マインドですね。
この意識を忘れなければ、
一般的に言われている労働寿命より伸びるかな?
今日も一日よろしくお願いいたします!!
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