映画は基本ひとりで観に行く派の岡田です(^O^)
映画に限った話ではないのですが、
私は少しだけ難解で作品の受け手に解釈が求められるような作品が好きです。
小説なら村上春樹、漫画なら松本大洋、音楽ならRADIOHEAD、アニメならエヴァンゲリオン…
どれもエンターテイメントとして成立しているのに、色んな解釈や考察があって10代の頃から未だに大好きな作品ばかりです。
今日は、そんなオタク気質な私も度々利用している新潟市の『新潟・市民映画館 シネ・ウインド』のご紹介です。
シネ・ウインドの歴史は長く、1985年12月に開館したミニシアター系の映画館です。
その成り立ちは、新潟古町の名画座「ライフ」が1985年3月に閉館したことがきっかけだったようです。
閉館を惜しんだ映画好きの方々や関係者によって「市民が運営する映画館」をつくろうと、出資を呼び掛けて建設に至ったようです。
それにしても閉館からわずか9ヶ月後にオープンさせるとは、すごい行動力と情熱ですね!
シネ・ウインドでは、大手映画館では見かけないような、アート系やインディーズ系の映画、ドキュメンタリー映画など、色々なジャンルの映画に出会うことができます。
また、イベントや展示会なども定期的に行っていて地域に根差した文化を発信しています。
県内のミニシアターですと、上越の『高田世界館』が全国的にも有名ですが、シネ・ウインドも隠れ家的な趣があって個人的に大好きな新潟市のスポットです。
■最近観たおすすめ映画
『めくらやなぎと眠る女』
村上春樹の短編6作を原作にしたアニメ作品。
白昼夢のような世界観とアニメーションの表現がマッチしていて、新鮮な映像体験でした。
全部を分かりやすく説明してくれるような作品ではないですが、観終わった後に自分で色々と考えたり、ネットで考察を調べたりすることで二度楽しむことができる作品です。
『アイアム・ア・コメディアン』
政治的な発言や風刺ネタをきっかけにネットで炎上し、テレビであまり見なくなったお笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔の3年間を追ったドキュメンタリー。
正直、彼については「SNS上で一般人とよく喧嘩している人」というイメージしかなかったのですが、どういう思いで政治的な発言をし、どれだけお笑いに人生捧げている人なのか垣間見ることができます。
作品を通して、それまでの彼のイメージが大きく変わりました。
※こちらの作品は既に公開終了しています。
いつもと違う映画に触れたくなった時、
『シネ・ウインド』
おすすめです!
〒950-0909
新潟市中央区八千代2-1-1 万代シテイ第2駐車場ビル1F
【出典】
公式ホームページ:https://www.cinewind.com/
「親しき中にも礼儀あり」距離感を大切にしている
不動産ポータルデザイナー「岡田」です。