犬から買主への10のお願い
「今日、銀が天国に行ったよ」
令和6年3月18日月曜日。
家に帰り、お客様との祭日のアポ取りのLINE連絡の最中、そんな午後9時頃でした。
妹からのLINE。
銀とは、実家の柴犬です。
17年前、ムサシが出来たばかりの頃、ムサシに入っているペットショップに行きました。
妹が、「一目惚れした子がいる」と言ったから、一緒に見に行きました。
少し大きくなった柴犬の子供。
500円貯金を持って、その子を買いに行きました。
人間に警戒心を抱いた、少し大きくなった柴犬。
犬の事、少し勉強しました。
心臓の音聞かせると心を開いてくれるみたい。
たまたま新潟日報の記事に「犬の10戒」という記事が出ていました。
犬から買主への10のお願い
①私の一生はだいたい10年から15年です。あなたと離れるのが一番つらいことです。どうか、私と暮らす前にそのことを覚えておいて欲しいのです。
②あなたが私に何を求めているのか、私がそれを理解するまで待って欲しいのです。
③私を信頼して欲しい、それが私にとってあなたと共に生活できる幸せなのですから。
④私を長い間叱ったり、罰として閉じ込めたりしないで下さい。あなたには他にやる事があって、楽しみがあって、友達もいるかもしれない。でも、私にはあなたしかいないのです。
⑤時々話しかけて欲しい。言葉は分からなくても、あなたの心は十分私に届いています。
⑥あなたがどのように私を扱ったか、私はそれを決して忘れません。
⑦私を殴ったり、いじめたりする前に覚えておいて欲しいのです。私は鋭い歯であなたを傷つけることができるにもかかわらず、あなたを傷つけないと決めているのです。
⑧私が言うことを聞かないだとか、頑固だとか、怠けているからといって叱る前に、私が何かで苦しんでいないか気づいて下さい。もしかしたら、食事に問題があるかもしれないし、長い間日に照らされているかもしれない。それとも、もう体が老いて、弱ってきているのかもしれません。
⑨私が年を取っても、私の世話はして下さい。あなたもまた同じように年を取るのですから。
⑩最後のその時まで一緒に側にいて欲しいのです。このようなことは言わないで下さい、「もう見てはいられない。」、「居たたまれない。」などと。あなたが側にいてくれるから最後の日も安らかに逝けるのですから。忘れないで下さい、私は生涯あなたを一番愛しているのです。
銀が実家に来て、17年の間、ばあちゃんは認知症になりその後他界し、父も東日本大震災の年に他界しました。
喧嘩の絶えない家でした。
そんな中で、銀はみんなの癒しだったと思います。
昨日、冷たくて少し硬くなった手を握ってきました。
新潟市の不動産は
古くて、新しくて、ちょっとダサい不動産屋を目指している
にいがたの不動産㈱地産地消の中村利恵です。
不動産売買仲介の仕事のなかで、
「思って」「行動して」「経験した」事を日記代わりに書いています。
忘れないように。忘れてしまったら思い出せるように。次に活かせるように。