『人の振り見て我が振り直せ』
楽しい!
業者さんが訪問時に話題になるのがゴルフ。
みなさんゴルフしていますか?
私は以前ゴルフスクールに
通ったことがあるのですが、
挫折しました。。。
ゴルフスクールでは
さまざまな気づきがありました。
その一つをご紹介しますね。
タイトルは
『人の振り見て我が振り直せ』
です。
ゴルフスクールにあるおじさんがいました。
自分なんかよりもちろん上手で、
コース経験もあり、
かなり経験豊富って感じです。
良い音出しながら打ってバンバン打っていました。
ピカピカのゴルフクラブもたくさん持っていました。
そんなおじさんでも
「もっともっと上手くなりたい」
という気持ちがあるから
スクールに通っているのだと思います。
なのでコーチにいろいろ質問していました。
おじさん「この場合、どう打てばいい?」
コーチ「こう場合は、このくらい足を開いて重心はこのように…」
と親切丁寧に教えています。
この教えに対して
おじさん「YouTubeで見たんだけど俺はその体勢だとダメだと思う。それは難しいよ」
こんなような回答をしてました。
『んんん?』
なんか気づきましたよね?
このおじさん、
答えを求めてきておいて、
結局コーチのアドバイスを聞かない。
『だったら聞くなよ!』
と心の中でツッコミを入れました。
きっとそのコーチとしても
面白くはなかったはず。
コーチから教わったことはやらないで
YouTubeで見たやり方を
コーチに解説しているんですもん。
そこで私は気づきました。
教わる側と教える側の立場の違いを。
1.ゴルフが上手くなりたいからお金を払ってスクールに通っている
2.その教えているコーチは当然生徒より上手、かつ経験豊富
3.そのコーチは報酬をもらっているという責任もあるので可能な限り生徒に上手になってもらいたい
4.生徒は素直に教わったことを愚直にこなせばいい
5.その結果、上達するのでコーチと生徒の間に信頼関係が生まれる
おじさん思考のスクール活用法を整理すると
1.ゴルフが上手くなりたいからお金を払ってスクールに通っている
2.その教えているコーチは生徒より上手、かつ経験豊富
3.そのコーチは報酬をもらっている責任もあるので生徒に上手になってほしい
4.コーチの教えを否定して自分の考えを押し通す
5.教えたことをやらないのでコーチも教える気が失せる、その結果、生徒も上達しないからコーチに責任を押し付ける
1〜3までは同じなんですが、4から狂っちゃってるんですね。
では4の原因を作っているのは誰か?
おわかりの通りおじさんなんですよね。
こうやって論理的に見てみると
当たり前のように答えがわかるのですが、
実は「おじさん思考」になっている方が
少なくない気がします。
私自身も気をつけないと
こういう思考になりますし、
若い時の私はまさに
この「おじさん思考」の塊でした。
若かったのに。。。
上司に改善方法を聞いておいて
「あれはお客さんが悪いですよ」
という言い訳から始まり、
できない理由、やれない理由をたくさん挙げる始末。
まさに、
答えを求めてきておいて
やろうとしないなら聞くなよ!状態。
私の場合、
若くして「おじさん思考」が完成されてました。
なぜそうなるのか?
それは
「できない自分を認めたくない」
ゴルフスクールで言えば
「自分がこんなにできないのは指導しているコーチが悪い」
「自分の能力を発揮させないコーチが悪い!」
自分のプライドが
傷つかないよう他責にしているけど、
結果的に得たい結果が得れずに終わるパターン。
そんな他責思考から抜け出すために
助けになる言葉があるんです!
そのスラムダンクに登場する
安西先生の名言がいくつかあります。
その1つをご紹介したいと思います。
大人になってというか30代になって
ようやくその言葉の意味を理解できるようになりました。
『下手糞の上級者への道のりは己が下手さを知りて一歩目』
まさにこれですよね。
参照:仕事は「己が下手さを知りて一歩目」であり、本当の成長はそこから始まる
自分は下手糞なんだと認めること、
それが一歩目ということですね。
どういうスタンスで学ぼうとするかで
180度、プロセスや結果は変わってきますね。
マンガにはたくさんの名言があります。
マンガの中の言葉だから…
マンガの世界だから…
と簡単に片付けのではなく、
マンガの世界の言葉を現実世界で生かしてみる。
自己成長のきっかけになることが
たくさんあると思います。
なんといったって
週刊少年ジャンプのモットーは
「友情」「努力」「勝利」ですから。
大人になって忘れかけてきた
重要な3要素が詰まってます。
長くなってしまいましたが、まとめます。
ゴルフスクールで気づいたことは2つ!
1つ目は
「こういう風な人になりたいな〜」
という人からも学べますが、
「こうなりたくないな〜」
という反面教師の方からもたくさん学べる。
ということ。
2つ目は
『下手糞の上級者への道のりは己が下手さを知りて一歩目』
という金言を思い出せたこと。
『人の振り見て我が振り直せ』
ここにフォーカスできたら毎日が学びの場になりますね!
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