
不動産屋も人間 「おねだり」よりも「信頼」が最高のサービスを引き出す理由

新潟市の不動産売買専門店「にいがたの不動産」の宮沢です。
先日、新潟市内の土地売却のご依頼をいただきました!
そのお客様は、数年前に弊社で新築建売住宅をご購入いただいた「T様」からのご紹介。こうしたご縁の再会は、私たちにとって何よりの喜びです。
実はT様、弊社の代表や、売主である工務店の社長との間で、今でも「語り草」になっているエピソードがあるんです。
「言われないからこそ、してあげたくなる」職人のプライド

家づくりや不動産購入の現場では、時折「あれもこれもサービスしてほしい」「もっと安くして」という、豪華なオプションのおねだりや過度な条件交渉に遭遇することがあります。
もちろん、大きなお買い物ですからお気持ちは分かります。
ですが、私たちも、そして現場を仕切る工務店の社長も「人間」です。
あまりに「あれも、これも」と要求されると、正直なところ少し寂しい気持ちになってしまいます。
そんな中、T様は「プロであるあなたにお任せします」と、一切の無理難題を言わずに笑顔で接してくださいました。
「あんまり言われると、なんだかやる気が削がれちゃうよね。言われなくても、こっちはプロとして最高のものを提供したいと思っているのに。T様なんて、何にもねだらないから、逆にあれこれ考えて、いろいろサービスで付けちゃったよ!」
工務店の社長も、その時のことを振りかえり、こう漏らしていました。
「おねだり上手」より「愛され上手」が勝つ理由

T様は、決して何かを期待して黙っていたわけではありません。
その穏やかなお人柄と、私たちへの敬意が、図らずも「プロが自発的に動きたくなる魔法」をかけたのです。
・人気の立地をいち早く紹介される
・予定になかった高品質な設備がサービスされる
・プロが「自分の家」のように親身になって仕上げる
これらは、どれだけ交渉術を磨いても、値引きを迫っても手に入らない「最高の付加価値」です。
一見、強く主張する人が得をしているように見える世の中ですが、実は「この人のために一肌脱ぎたい」と思われる方こそが、最も大きな得を手にされています。
私も、個人的に、そうであってほしいと強く願っています。
言ったもの勝ちの世の中なんで、なんだか嫌ですよね。
「過剰な交渉」が、実は損を招いている?

一方で、残念ながらその逆のケースも見受けられます。
・「もっと安くして」という執拗な値引き交渉
・重箱の隅をつつくような過度なクレーム
・相手をリスペクトしない強気な態度
その瞬間は、数万、数十万円の「得」をしたように見えるかもしれません。
しかし、不動産や建築は「建てて終わり、買って終わり」ではありません。
「この人のためなら、いつでもでも駆けつけよう」
「良い物件が出たら、真っ先にあの人に教えよう」
こうしたプロたちの「自発的な善意」を遠ざけてしまうことは、長い目で見れば、目先の金額以上の大きな損失になっていることが多いのです。
不動産屋や建築会社に「好かれる」という最強の戦略

不動産売買や家づくりは、結局のところ「人と人」で行うものです。
良い情報をいち早く掴むコツは、プロの味方を作ること。
良い家を建てるコツは、職人さんに「この人のために頑張ろう」と思ってもらうこと。
もしあなたが「最高の住まい」を手に入れたいなら、テクニックよりも先に、まずは担当者と良い信頼関係を築いてみてください。
家づくりや土地探しは、長いお付き合いの始まりです。
「クレーマー」として恐れられるよりも、「パートナー」としてプロを味方につけること。
それが最高の家づくりの近道になるのです。


