【不動産売買】新潟市不動産屋の選び方完全ガイド|初心者でも失敗しない6つのポイント
【不動産売買】新潟市不動産屋の選び方完全ガイド|初心者でも失敗しない6つのポイント
こんにちは!にいがたの不動産のナカムラです"(-""-)"
不動産の売買は人生の大きなイベントの一つです。
不動産屋の選び方を間違えると、スムーズな取引ができず、余計なトラブルに巻き込まれることもあります。
本記事では、私なりではありますが、初心者の方でも失敗しないために知っておくべき不動産屋の選び方を、6つのポイントに分けて解説します。
不動産屋の種類を理解する
一般の方が「不動産を探す」ときに依頼する不動産屋には、大きく分けて3つの種類があります。
それぞれの特徴を理解することで、自分に合った不動産屋を選びやすくなります。
◼️ 1. フランチャイズ系不動産会社
全国展開している有名ブランドの不動産会社です。
有名タレントがCMし、イメージが良く、広告力が強いのが特徴です。
新潟市の不動産売買では、ハウスドゥ、センチュリー21、KEIAI等が多く見られます。
これらのフランチャイズ系不動産会社は、コンビニのような仕組みで展開しており、看板を借りて営業しています。
つまり、店舗ごとの経営者が異なるため、サービスの質にばらつきがあることに注意が必要です。
メリット:知名度が高く、安心感がある※
デメリット:フランチャイズ加盟店は他業者(塗装屋、解体業者等、建築会社等)からの不動産進出が多く、不動産について精通していない会社も多い
※フランチャイズ会社の知名度だけで選ぶのではなく、実際に店舗を訪れ、担当者の対応力を確認することが重要です。
◼️ 2. 地元密着型の不動産会社
地域に根差した営業をしている不動産会社です。地元の情報に詳しく、ニッチな物件情報も多く持っています。
メリット:地域の詳細な情報を得られる
デメリット:一部の販売専門店等を除き、一般媒介で流通している物件の取り扱いに弱い
一般媒介で売りに出されている物件、例えば飯田グループ(アーネストワン様・一建設様・タクトホーム様)、アイダ設計様、リアルトハーツ様などの物件は、どの不動産会社でも取り扱えるため、複数の会社が同じ物件を扱っています。
こうした物件について、地元密着型の不動産会社は多くの物件を短期間で回ってお客様を案内するのが難しいため、取り扱いに弱い傾向があります。一方、販売専門店は見たい物件は何件でも案内できるくらい営業社員がいますので、たくさん見たい人はおすすめです。
当社、にいがたの不動産は地元密着型の不動産会社です。
新潟市中央区、新潟市東区と得意としています。
弊社は上記の一般媒介で売りに出さされている物件については、仲介手数料をいただいておりません。
↓↓↓
※掲載にない物件でも上記の一般媒介の物件については仲介手数料無料です。
◼️ 3. 大手不動産会社
三井のリハウスや東急リバブル、住友不動産販売など、全国規模で展開する大手不動産会社です。
資本力があり、幅広い物件情報を提供しています。
メリット:ブランド力があり、集客力が高い
デメリット:担当者の対応が画一的になる場合がある
法人様等、転勤先の物件を探す場合は大手不動産会社が良いかもしれませんね。
宅地建物取引業者免許を確認する
不動産屋を選ぶ際は、「宅地建物取引業者免許番号」 を確認しましょう。
◼️ 免許番号の確認方法
・不動産会社のホームページに記載されている
・店舗内に免許証が掲示されている
・免許番号の有効期限が切れていないか、都道府県知事や国土交通大臣の発行であることも確認しましょう。
過去の取引実績をチェックする
不動産屋の実績は、その会社の信頼性を図る重要なポイントです。
◼️ チェックすべきポイント
・過去の取引件数
・売買の成約スピード
・取り扱い物件の種類
特に、自分が売却または購入を希望する地域の物件に強い不動産屋を選ぶのが効果的です。
不動産会社にも得意不得意があります。
担当者の対応力を見極める
担当者の対応力は、取引の満足度に大きく影響します。担当者の質を見極めるポイントを紹介します。
◼️ 担当者のチェックポイント
・レスポンスの速さ:問い合わせに迅速に対応してくれるか
・説明のわかりやすさ:専門用語を丁寧に解説してくれるか、または使わない。
新人の営業は慣れてくると専門用語をやたら使いたがる傾向があります。わかりやすい言葉を使う担当者を選んでください。
・信頼性:無理に契約を進めようとしないか
複数の不動産屋に相談してみて、比較することをおすすめします。
仲介手数料の仕組みを理解する
不動産取引には、仲介手数料 が発生します。
この手数料は、売買価格に応じて決まります。
◼️ 仲介手数料の目安(2023年の法改正に基づく)
仲介手数料の上限
売買価格:200万円以下→5% + 消費税
売買価格:200万~400万円→4% + 消費税
売買価格:400万円以上→3% + 6万円 + 消費税
2023年の宅地建物取引業法の改正により、売買価格が800万円以下の取引でも、最大800万円分の手数料を請求できるようになりました。
この変更により、取引規模が小さい物件でも不動産会社にとって収益性が高まるため、対応が変わる可能性があります。
手数料が適正かどうかを確認し、「融資代行手数料」等 を請求をする業者には注意しましょう。
口コミ・評判を確認する
インターネットでの口コミや評判は、不動産屋選びにおいて非常に重要な判断材料です。
第三者の意見を知ることで、実際の取引の様子や不動産会社の対応力を把握することができます。
◼️ 口コミを確認する理由
実際の利用者の声が聞ける
不動産会社のホームページや広告では、ポジティブな情報が多く掲載されています。
しかし、口コミは実際にその不動産会社を利用した人の率直な意見が含まれています。
これにより、実際の対応や取引の様子を把握しやすくなります。
トラブルの有無が分かる
過去の取引でトラブルが発生している不動産会社は、口コミにその内容が反映されることがあります。
例えば、手数料以外の過剰請求や、契約後の対応が悪いといった情報は重要な判断材料です。
担当者の対応力が分かる
担当者の対応の質も口コミで分かるポイントです。
「説明が丁寧だった」「無理に契約を迫られた」といった具体的なエピソードが口コミに記載されている場合、それが担当者の対応力を見極める参考になります。
◼️ ポータルサイトの口コミは過信しないほうがいいかも
不動産ポータルサイトに掲載されている口コミは、すべての顧客が自由に書けるわけではありません。
不動産会社は、良い評価を書いてもらえそうな顧客にのみ口コミ依頼をする傾向があります。
逆に、悪い評価をつけそうな顧客には口コミ依頼をしないため、ポータルサイトの口コミは不動産会社側の操作が入りやすいのです。
そのため、ポータルサイトのレビューは信用しすぎないようにしましょう。
◼️ 信頼性の高い口コミを探す方法
誰でも自由に書き込めるGoogleレビューなどの口コミの方が、より信頼性が高い場合があります。
悪い口コミも含めて公開されているため、偏りが少なく、実際の取引の状況を把握しやすくなります。
◼️ 口コミを見る際の注意点
口コミは非常に参考になりますが、すべてを鵜呑みにしないことも重要です。
特に極端に良い評価や悪い評価は、個人の主観が強く反映されている場合があります。
複数の口コミを総合的に判断することが大切です。
また、クチコミに対して返信している、悪いクチコミに対しても真摯に返信している不動産屋の対応も見てください(^^)/
まとめ:失敗しない不動産屋選びのコツ
不動産屋の選び方を間違えると、トラブルが発生し、取引がスムーズに進まなくなる可能性があります。
以下の6つのポイントを意識して、不動産屋選びを慎重に行いましょう。
不動産選びの6つのポイント
1 ☑ 不動産屋の種類を理解する
2 ☑ 宅地建物取引業者免許を確認する
3 ☑ 過去の取引実績をチェックする
4 ☑ 担当者の対応力を見極める
5 ☑ 手数料の仕組みを理解する
6 ☑ 口コミ・評判を確認する
信頼できる不動産屋を見つけることで、安心して不動産の売買を進めることができます。
初心者の方でもこのポイントを押さえておけば、失敗するリスクを大幅に減らすことができるでしょう。
不動産の売買は大きな決断です。
慎重に、不動産屋選びから始めてみましょう!
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古くて、新しくて、ちょっとダサい不動産屋を目指している
にいがたの不動産㈱地産地消の、中村利恵です(^^)/
不動産売買仲介の仕事のなかで、
「思って」「行動して」「経験した」事を日記代わりに書いています。
忘れないように。
忘れてしまったら思い出せるように。
次に活かせるように。