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住宅購入 恋わずらい 火災保険

不動産購入

中村 利恵

筆者 中村 利恵

不動産キャリア17年

新潟市のどこの不動産会社様より売主様の不動産を研究して、たった一組の次のオーナー様へ伝えます。
にいがたの不動産の強みは「仕事が好き」という事だと思っています。
古くて、新しくて、ちょっとダサい不動産屋を突き抜けたいと思います。




にいがたの不動産 ナカムラです(=^^=)

 

 

むかしむかし江戸時代のお話です。

 

大火事によって家を失った少女が、


避難したお寺の少年に恋をしました。


 

やがて自宅の建て替えが終わり、


少女は両親に連れられ家へと帰りました。


 

ですが、少年への恋しさは募るばかり。


 

思いつめた少女は、

 

「もう一度家が火事になれば、またあのお寺へ行くことができる!」


 

そして少女は自宅に火をつけてしまいます。


 

「八百屋お七」のお話です。




 

江戸時代といえは、みんな仲良し「長屋暮らし」。

 

幸いボヤ騒ぎで済んだこのお話ですが、


大火事になっていたら・・・。


延焼被害は測り知れなかったことでしょう。



 

火災保険入っていますか?


 

家計破綻レベルのダメージをカバーしてくれる火災保険ですが、


たた入れば良いというものではありません。


 

今回は、災害に備える火災保険の重要性についてお伝えします。



 

延焼被害にあっても、火元に賠償請求はできない



民法の特別法「失火責任法」では、


火元が重大な過失で発生させた火災でない限り、


延焼先に対する賠償責任は生じないと定められています。


 

隣家の火災で自宅が延焼被害を受けても、


火元からの損害賠償は受けられません。



 

また、火災そのものの被害だけでなく、


近隣住宅の消火活動によって損害を被る場合もあります。


 

消防のための放水による水漏れ被害。


狭い路地に面した住宅などでは消防車が火元に到達できず、


家屋が取り壊され消防の拠点とされる場合も。



 

「自分の家は、自分で守る」必要があるのです。


 

江戸の長屋で火事になれば、大惨事になったあげく、


近隣住民は、家を失い損害賠償も請求できないという悲劇が起こったでしょう。


 

火をつけてしまったお七の家は、


「火元の重大な過失」による火災として


被害者に対する損害賠償責任が発生したでしょう。



 

自らが加害者になることもある。


そんな場合に備え、火災保険加入時には「個人賠償責任保障」


必ずセットしておきましよう。


 

 

「とりあえず入る」という感覚で火災保険に加入するのは危険です。



 

保険料の負担を抑えつつ、我が家の災害リスク過不足なくカバーしてくれる


火災保険に加入しましょう。


 
火災保険金額はいくらにするか?


火災保険契約には、住宅の現在価値を図る「評価」が行われます。


建物の所在地や構造、部材や延床面積などから算出され、その額を保険金額とします。


 

木造一戸建ては、20年で建物価値がなくなります。


中古住宅を購入した場合、保険金額も相応に安く設定して・・・と考えがちです。

 

 

火災保険は


「建物が古くても、もう一度その建物を再築できる金額を設定することができる」のです。

 


たとえば、


2000万円で取得した新築住宅も


老朽化により劣化が進んだ中古住宅も。



現時点で再築するための金額が2000万円であれば、


2000万円の金額を設定することができます。



 

万が一被災したとしても、同等の住宅が再建築可能となる保険金を受け取れる。


これからの生活のことを考えたとき、安心できますよね。


 

そのために、「再調達価格の満額」で、保険金額を設定しておきましょう。

 


 

火災保険は「地震・噴火・またはそれによる津波」による被害は対象外になっています。


地震被害に備えたい場合は、火災保険に地震保険もセットしましょう。

 



また、住宅ローンと同時に長期火災保険の契約をする場合には、


定期的に保険の見直しを行いましょう。

 



 

マイホーム購入時には準備や手続きなどで、バタバタしがちです。


12か月前から見積を取り、資料検討しておくことをお勧めします。

 

 

物件探しは にいがたの不動産におまかせください


買主さんために何かできることはないだろうか?


どうしたら買主さんのマイホームにかける資金を有効活用できるのか?

 

 

“生涯、愛おしいマイホーム選びのお手伝い”


 

それがわたしたちの仕事です。

 

 

 

 

もっと詳しく教えて欲しい。


物件を紹介して欲しい!


と思った方は、にいがたの不動産へお越しくださいね。

 

 

それでは、今日も笑顔で過ごしましょう。




\お気軽にご相談ください!/



新潟市の不動産に関するご相談・お悩みがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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